佐々木京美さん(石窯料理研究家)

惚れたひと
石窯料理研究家 佐々木京美さん

使う人にも、食べる人にも
驚きと喜びをくれる石窯料理

私の「野の花工房」には、2つの大きな石窯があります。かれこれ10年以上使い込み、たくさんの料理を生み出してきました。口にした誰もが「忘れられない味~♪」と感嘆の声を上げてくれます。
もともと、石窯を最初から使いこなせたわけではありませんでした。温度の調整の仕方も分からず、薪のくべ方も知らず。石窯に振り回されっぱなし。振り返れば、石窯や薪に試されていた時期もありました。

意外に優しく使えて
風景になじんでくる

石窯を使いこなせるようになると、次!が欲しくなるのが人間です。「移動可能な石窯があったら…」という夢がふくらみ、その頃出逢ったのが、株式会社TAYASUの田安繁晴さんでした。2年の月日をへて、仕上がった石窯は、家庭用オーブンのようなイメージになったので、薪オーブンと呼ぶことにしました。ピザや肉、ジャガイモなどを焼くテストのたびに、友人たちを招き、ご馳走を振る舞いました。参加できた人たちの幸福そうな顔が忘れられれません。

炎を見る時間は、
生活を振り返る時間

薪オーブンはバーベキューグリルとは違い、熱が行き渡るまで3時間ほど要します。火おこしは、窯内の温度上昇に時間がかります。自分でコントロールできないものは待つしかない。そういって待ちながら火を見ると、自分の暮らし方や気持ちのありようが見えてきます。この子(石窯)と一緒に何を作ろうか、同志のような気持ちが芽生えるんですよ。道具として扱うのではなく、歩み寄るもの、と思っています。薪オーブン料理は、薪と窯と素材をすべて調和させてできるもの、ですね。

写真01
どっしりした存在感を放つ京美さん宅の石窯。多くの方がこの石窯でパンを焼き、料理に花を咲かせています。
写真02
時間と手間をかけた料理を、ゆるやかな時間の中で食す。すると人は穏やかな気持ちになるもの。。
写真03
火のある時間と空気を共有したいと、自ら出向いて実演&振る舞い。お洒落さと憧れを持たせる空間作りも手がけます。
佐々木京美さん

食工房野の花 佐々木京美さん

自宅隣に工房と石窯を設け、料理を作って楽しむ教室を運営。地場産食材などのレシピ、食イベントの企画も。薪オーブン『炎~ほむら~』を企画プロデュース。

石窯と料理のある暮らし「食工房 野の花」http://www.ishigama.com/
石窯パンの通販・販売 http://ishigama.shop-pro.jp/
日々の活動ブログ http://blog.ishigama.com/

薪オーブン『炎~ほむら~』ご購入の方へ
佐々木京美さんがアフターフォローをしてくれます

薪オーブン『炎~ほむら~』ご購入後の特別サポート(有料)

◎使い方とコツを伝授
◎料理教室を開きます

薪オーブン『炎~ほむら~』を持って、イベント出張も応じます(有料)
レンタルなどご希望の方はお問い合わせください。