薪オーブンの楽しみ方はいろいろあります。
イベント等で終了後すぐに片づける場合と余熱を利用して薪の温度が下がるまで調理に使う場合です。
イベント等の利用で、温度を早く下げたい場合
①炉内にある薪を欠き出し、熱源を無くします。その際は、大きな炭壺等を用意しやけど等に注意してください。
②炉扉と窯扉は開けたままにし、温度を下げます。
③お鍋等に水をはり、窯の中に入れ耐火煉瓦の熱を奪います。お湯になったら水に交換します。
棚板等は熱いのでやけどに注意しながら、洗ってください。
金属製たわし等でこすっても大丈夫です。
最後まで余熱を利用して調理したい場合
薪が燃えつくしたことを確認し
①煙突のダンパーを閉にします。(炉からの熱気を外に逃がさない為です。)
②炉扉の吸気口を閉にします。
③耐火煉瓦に蓄熱された熱をつかって、じっくり煮込む料理が可能です。設置された環境にもよりますが、3~5時間くらいかけてゆっくり温度が下がっていきます。
④炉内の灰は定期的に処理してください。
炉床の灰はすべて取り除かず、2~3cmほど残すのがコツです。灰を残すことによって次の着火がしやすく、また、断熱効果もあるので炉床の保護につながります。